こんにちは!まりな(@240_mrn)です!
フリーランスで稼働していたわたしですが、2023年2月より派遣社員としてとある企業のコーダーとして稼働をしていました。
わたしの屋号での稼働は廃業にしないで、派遣社員は兼業という形で勤務。
今回はなぜその働きになったのか、派遣社員の働き方、メリットについて紹介していきます。
目次
そもそもなんで派遣社員を始めたのか
まずは理由について。
見出しにしちゃっているのでもう見たらわかってしまうのですが、
- キャリアへのコンプレックス
- 漠然とした「このままでいいのか?」という自分への疑問
というものがありました。
自分のキャリアにコンプレックスがあったから
わたしは制作会社などの会社を経験しないでWeb制作をしている、いわゆる“未経験フリーランス”です。
コロナ禍で在宅で仕事ができるメリットなどがたくさんの方に広まり、2020年あたりに爆発的に増えたフリーランスですが、実力が伴っていないのに独立していることから風当たりが強いことも少なくはありません。
「業界の質が下がる」などの厳しい意見もたくさん見てきました。
「真っ当にやっているならあんまり気にしなくていいよ」と、知り合いのフリーランス仲間に声をかけてもらったのですが、どうしても”未経験フリーランス”のコンプレックスを感じ続けていました。
漠然と「このままでいいの?」と思ったから
そんな”未経験フリーランス”のわたしは開業5年目を目前にしていました。
フリーランスでは集客もできるようになってきたし、技術的にも今持っている技術で難しいことはなんとか調べたり、相談して解決できるように。
時間に融通が利いて、スーパーの特売日に人の少ない時間に行って買い物したり、子供の看病に時間を作れる余裕も確保でき、ホワイト企業のような働き方を実現していました。
ただ、漠然と「このままでいいのか」と不安のような感覚になってしまったのです。
その時思っていたのは
「もっと技術を身につけた方がいいのでは?」
「成長を感じられない自分に焦りを感じる」
「もっと必死になって頑張らないといけないのでは?」
のようなことでした。
でも「正社員で働くってなるとまた子の看病で休んで『すみません、すみません』ってしなきゃいけなくなるよなぁ」と正社員で働いていた頃を思い出して「正社員は無理だ〜どうしたらいいんだ〜」とっぐるぐると考えていました。
業務委託も”未経験フリーランス”でものさしで測られたことがないわたしに、務まるお仕事はあるのか?とチャレンジできずにいました…
ご縁と運とタイミングが重なった
そんな感じでコンプレックスや「このままでいいのか?」と悩みを持っていた私は、参加中のコミュニティに同じく参加されているキャリアアドバイザーのウェブスタッフ社のイシカワさん(@tomonorix0805)にキャリア相談をお願いしました。
イシカワさんにお願いしようと思ったきっかけの配信はこちらです。
(イシカワさんのビール缶が多く積まれた背景からスタートしてびっくりしますが、大丈夫ですよ…)
なんだか直感で「この方にだったら不安をぶちまけても受け止めてくれそう…」と思いました。
こういう時の直感は当たる方なので、X(旧Twitter)のDMを送ってアポを取り相談をさせていただきました。
イシカワさんは「ふむふむ」と聞いてくださり、キャリアの不安や技術面のこと、育児と仕事の両立への不安など、自分が言語化できていない部分を言語化してくださいました。
不安などを踏まえて「正社員は難しくても派遣社員はどう?」と初めて派遣社員という選択肢が登場。
さらに「業務委託は即戦力で求められている人材なのでスキルが合うか不安なのは確かにその通り。派遣は派遣元と派遣先の契約の元に働くので契約外のお仕事はしなくても良い。変な話、責任激重な仕事は派遣にはきません。なのでできる業務内容で契約が結べられれば、まりなさんもいけるのでは…」と。
わたしは想像していなかった選択肢にとても驚きです。
派遣自体は姉が派遣社員で事務員の仕事をしていたこともあってなんとなくわかっているし、私自身も正社員の時は技術者派遣として出向していたので働き方もなんとなく予想がつきました。
前向きにチャレンジしたいことをお伝えしたら、たまたま、わたしのやりたいこと、スキルとマッチしそうな企業さんが募集をしているということで応募すると…
なんと2022年の年末にキャリア相談アポを取って、1月に面談、応募、採用とトントン拍子にそこに決まったのです!(マジでタイミングと運がよかった…)
それから翌月からその企業さんの元で稼動することになりました。
愛知県に住んでいるのに東京の会社さんのお仕事がフルリモートでできたのも本当にラッキーでした
派遣社員で働いてみてどうだったか
長々と経緯を書きましたが、ここから実際に働いてみてのお話をしてみようと思います。
派遣社員で働くメリット
メリットは
- 自分の実力がわかった
- お給料がいただける
- 社保関連は会社がやってくれる
- 担当者さんが派遣先の企業さんとの間に入ってやり取りしてくれる
- 組織としてのコミュニケーションの取り方を学んだ
です。
ものさしで測られたことがなかったわたしでしたが、時給というわたしへの評価がされ、私の実力がわかりました。これはフリーランスでの価格の参考になったのでとてもありがたかったです。
そして、派遣社員だからこその固定給と社保年金の支払い関係、福利厚生です。
ライスワークとライフワークがぐちゃぐちゃだったので、お給料をいただけるようになって一度線引きして考えられるようになりました。ライスワークとしてお給料をあてられれば、フリーランスのお仕事をライフワークにできて、派遣社員ではやらないことにチャレンジできるようになりました。
社保と年金の天引きもとてもありがたく、毎月払っていたものがなくなるのはとても安心できるものでした。
また、派遣社員でも有給が取れたり、健康診断を受けられるのでそのあたりの制度もとてもありがたかったです。
フリーランスと違って営業活動はなく、派遣元会社の担当者さんがついてくれます。そのため、自分で条件などを調整したい時は派遣先の担当者さんが派遣元の担当者さんに掛け合ってくれるため、会社員のブランクがあるわたしでもとても安心して相談ができ、業務に取り組むことができました。
(イシカワさん、本当にありがとうございます…!)
フリーランスでなくなってしまった制度だからこそ、とてもありがたく感じる。
これは「複業フリーランスいいよ」って言われる理由がわかったなぁ
さらに、フリーランスで小規模のチームでしか稼働したことがなかったわたしでしたが、派遣社員では何人もの方が携わるプロジェクトかつ、フルリモートで進めていたため、コミュニケーションの取り方はとても気をつけました。
テキストコミュニケーションで伝わりやすくを心掛け、また「これは伝わりにくそう」「この内容直接聞いた方が認識の違いが生まれなさそう」などとできるだけ早めにジャッジして通話でも積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。
そこで、以下の二つの書籍を読んで準備をしました。
理系の文章術は大学の論文の書き方を思い出しました。なので意外と大学時代の論文執筆が今になって役立っているようでした。
ただ、やや冷たい、機械的な印象を与えてしまうので、仕事のコミュニケーション、特にリモートワークの場合は、感情を程よく載せて自分の状況を周りに伝えるようにする必要があることがわかりました。
派遣社員で働くイマイチなところはあんまりない!!!!
デメリットやイマイチだなぁと思うことはあんまりありません!!!
強いて言うなら、フリーランスでは時間が自由に使えたに対して稼動時間がきっちり決まっていること、突然の契約満了の可能性が0ではないことが挙げられます。
時間に関しては会社の中で働くのでこれは仕方がないことなので、嫌だなぁと思うことはありませんでした。(時間の融通が効かないことへの不満はフリーランスを経験してしまった副作用だと思っている)
契約満了については、派遣切り〜とかって言ったりしますが、派遣社員は企業にとっては外部の人間なので、企業の中の社員を守るために仕方がないことだと思っています。こればっかりは運次第というか本当に仕方がないこと、に尽きます。
もし満了になってしまったら、派遣社員を継続したければ別の現場を探し、継続しなければそれはそれでいいのかなってわたしは思いました。
とはいえ満了で突然現場を去るのはとても寂しい〜〜
まとめ
以上、ママフリーランスが派遣社員と兼業する経緯と魅惑についてまとめました。
「派遣社員になろう!」と思ってなった訳でなく、自分の今後のキャリアのためにその時のベターな選択をしたため、転職対策などもほぼ無しでありのままのわたしとその時のスキルで派遣社員になりました。
以前抱いていたコンプレックスや不安などは薄くなったと感じます。
ママは子供や家族のことが主軸となり、人生の環境も大きく変わっていくものです。そのため、その都度キャリアを見直し、その時々の最善の選択肢を考えることが必要なのだと再認識しました。
子供の進級進学、旦那さんの転勤など、環境の変化は少なくないもんね…!
育児と仕事を両立させたいと考えるママフリーランスさんたちにとって、派遣社員と兼業することで、柔軟な働き方や収入の安定性を得ることができます。
派遣社員の制度を利用しながらフリーランスとしての自由な働き方を実現しましょう!
P.S.
ウェブスタッフさん、大変お世話になりました!!!!!!!ありがとうございます!
私の担当をしてくださったイシカワさん(@tomonorix0805)のnoteも是非読んでみてください。