こんにちは!まりな(@240_mrn)です!
結婚、出産、その他の理由でパートナーや家族の扶養に入っている方もいらっしゃいますよね。
私はフリーランスになって1年間は主人の扶養に入っていましたが、2年目からは扶養から外れました。
そんな私に以前、私のブログの師匠であるよっぴさんのブログ講座の同期からこんなことが知りたいとリクエストをもらいました。
扶養内で頑張る働き方を選ぶママもいる中で、扶養を外れてからのメリットなど (私は扶養に入ったことがなくて、今後フリーランスになろうとしている身なので扶養ってワードだけでかなり気になります)
今回はママフリーランスの扶養について紹介していきます。
よっぴ式ブログ講座についてはこちらの記事で紹介しています。
目次
扶養について
扶養についての詳細はここでは省きます。以下のページなどでご確認ください。
参考:扶養とは?所得税と社会保険の観点から解説! | 給与計算ソフト マネーフォワード クラウド
フリーランスの扶養について
フリーランスでも扶養に入ることは、条件にもよりますが可能。
条件は扶養に入れてもらう人の会社によって違いますが、一般的には所得が130万円未満とされていることが多いです。
ただ、私の主人の会社は…収入が130万円未満でした。
わたしが扶養を外れた理由
私が扶養を外れた理由は、ずばり収入と所得の把握を間違えてしまったため…
いつからか主人のお給料からいつもより多く保険料などが引かれていたんです。
疑問に思った主人が会社に確認したら、上記の定義でした。
当時のブログにも残っていました。
一度、収入の定義を確認してみましょう。
自営業の場合、収入とは売上金額で、所得とは必要経費を差引いた額です。
例えば、商品を売って得た金額が収入で、仕入れなどの経費を引いた残りの額が所得になります。
引用:収入と所得の違い | FAQ(よくある質問) | 生駒市公式ホームページ
Oh…ウソでしょ…
そう、よく私たちが使っている収入は手取りのことを指していることが多いですが、個人事業主では売上のことを指します。よって制作代でお支払いいただいた金額が130万円を超えてしまうと入れない…
(どんな風に定義されているか皆さんはよ〜く確認してくださいね!大泣)
所得であれば、経費を使って調整して扶養に入ることもできたのですが、売上の場合の調整は難しい。(いやほぼ無理)
そうして、私は収入と所得の定義を完全に勘違いしてしまったので泣く泣く外れることに…
ママフリーランスが扶養を外れるデメリット
泣く泣く外れたわたしですが、「扶養外れるの甘くな〜い(大泣)」と思ったことを紹介していきます。
ここから書く内容は私の主観なのでメリット・デメリットは読んだ人によって変わるためこんなことがあるんだって読んでいただくのが良いかもしれません。
保険、年金などは自分で支払う必要がある
自分が会社員だった時は自分の給与から天引き、パートナーの扶養に入っていた時にはパートナーとパートナーの会社が払ってくれていました。
ただ、扶養を外れるとこのあたりは自分で納める必要があります。
なので、上で好きなだけ働けると書きましたが、保険、年金分のお金は確保しておかなければなりません。
しかもパートナーとパートナーの会社が払ってくれていたこともあり、割高感を感じてしまうことも。
金額見た時はびっくりしたよね…!
そのため、保険、年金分を差し引いた金額と130万円の金額を比べて「実は扶養に入っていた方が手取りが多かった…」とならないように計算する必要があります。
いかに税金がかからないかを考えて経費を使ったり…
また、フリーランスでデザイナーさんやクリエイティブな仕事をしている人たちが加入できる「文芸美術国民健康保険組合」などもあり、そこに加入して保険料を一定にすることができるので、稼ぎが増えてきた人はこちらも選択肢に入ってくると思います。
こちらも過去1年間の所得に応じて国民健康保険の金額が変わるため、ある程度収益が出ていないと損してしまうので注意が必要です。
参考:フリーランス(個人事業主)デザイナーは必見!「文芸美術国民健康保険組合」徹底解剖!
健康診断が全額負担になる
扶養家族は1年に一度、健康診断が受けられる場合があります。
でも、フリーランスにはそのような福利厚生がないので、病院などで実費で受けることになってしまいます…
こちらの病院の一般的な健診は13,200円です。オプションなどをつけていくと金額が上がりますので、安価な金額ではないのです。
補助がないとなるとちょっと行きたくなくなってしまう金額…
こちらの対策としては、市が行なっている健診に行くのが良いと思います。
40歳未満(市によっては35歳未満)だと0円できることも。
私はまだ35歳迎えていないので困った…となったのですが、2,600円(総額の3割負担)で受けられるヤング検診というものがあったのでそちらを受診しました。
そこに女性特有の項目をつけてもお手頃です!
大抵、市の保健センターなどで行うものなので近いしアクセスもしやすいので満足です◎
ママフリーランスが扶養を外れるメリット
デメリットを書きましたが、メリットももちろんあります!
好きなだけ働ける
売上を130万円に収める必要が出てきたため、泣く泣く扶養を外れたわたし。
ただ、前向きに考えれば所得制限がなくなるためやった分だけ収入にできます!
例えば、30万円の制作依頼を受けた場合、5件お仕事したら130万円超えてしまいます。
単価を安く見積もっていた当時は130万円の売上は大きな壁に思えていましたが、今だと自分の適性価格でお仕事をすれば難しくはない金額です。
これもあって見積もりが安すぎていたことに気づきました…
仕事をしすぎると税金が高くなるので、ちょうどいいバランスを考える必要が出てきますが、好きな仕事をセーブしなくてやれるのがとっても楽しいです!
「これだけ売上をあげた」と自信になる
主人よりも勤務時間が短いので、手取りがもちろん少なくなりがち。
そんなことしょうがないってわかっていたのに扶養に入っていた時はなんとなくパッとしないというか、自分で自由にできないことへ不満を抱えていました。
でも扶養を外れたことによって、「もっとやってやる!」→「できた!」という気持ちの連鎖が生まれ、何事にもチャレンジできるようになりました。
働かないと損になるからアクセル全開に行こう!と思っています。
まとめ
いかがでしたか?
人によってはデメリットの方が大きいじゃん…と思われることもあると思います。
でも、私や私の周りは扶養を外れ、自分の好きな仕事を好きなだけやっている。
デメリットを変えることは難しいですが、デメリットをカバーする方法はあるので、デメリットをカバーしつつ、メリットを最大限に活用して、この働き方を楽しんでみるのが良いのかもしれません。
自分だったらどうする?と考える機会になると嬉しいです。
私も日々、どれぐらい頑張ろう?と考える日々です!